ご挨拶
ご挨拶
峯クリニックは内科、漢方専門のクリニックとして、茨木の地で11年間、煎じ薬を含む本格的な漢方治療を行い、患者様の治る力を最大限に発揮できるようにお手伝いしたい、そんな気持ちで診療を重ねてまいりました。
この11年、たくさんの患者様との出会いがありました。その中で、治すこと、治ることにもっと貢献できる医療を行いたいという思いが育っていき、この度の移転開業にいたりました。
クリニックの空間づくりにおいては、奈良県の吉野檜の床板に吉野杉の腰板を用い、壁は職人さんの手による珪藻土の塗り壁といたしました。ガラス張りのビルはいつも光にあふれています。この空間に私たちの思いをこめ、安らぎと温かみのある医療を提供していきたいと思っています。
これまでどおり、漢方治療の充実は当院の柱ですが、西洋医学的診断も大切にして、患者様にとってより安全で安心な医療を提供する準備が調いました。電子カルテを採用し、レントゲン、心電図、血糖血球の自動測定装置、自動血圧計、心、腹部エコー装置、尿検査、インフルエンザの迅速診断装置をそなえています。患者様の情報は検査結果も含め、すべて電子カルテに集約され、予約システムの導入により待ち時間が短縮できるようになりました。医療機関である以上、すべて時間通りにいくのは難しいのですが、できるかぎり待ち時間を少なく、また、院内にいらっしゃるときはくつろいでいただけるよう、診療体制を整えてゆく所存です。歩き始めたばかりで、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、スタッフ一同、患者様が少しでも元気になれるようこころを込めて診療をしていきたいと思っています。新生峯クリニックをどうぞよろしくお願いいたします。
平成28年1月12日
峯クリニック院長 峯 尚志
院長略歴
- 昭和60年03月
- 熊本大学医学部卒業、医師免許取得
- 昭和61年04月
- 加賀屋病院にて故三谷和合先生に師事し、日本漢方を学ぶ
- 平成11年04月
- 加賀屋病院退職後、上海中医薬大学に短期留学し、中医学を学ぶ
- 帰国後西日本各地で漢方専門外来を担当。漢方の啓蒙活動にはげむ
- 平成16年03月
- 峯クリニック開設
- 平成28年01月
- 移転開業
新任医師のご挨拶
私は八尾市立病院で初期研修の後、循環器内科医として心不全・不整脈・虚血性心疾患など多くの循環器疾患の診療に携わりました。
その後、大阪大学医学部附属病院で補助人工心臓や心臓移植が必要となるような重症心不全をはじめとする様々な循環器疾患について学ばせていただきました。
現在は大阪大学で大学院生として虚血性心疾患に関する基礎研究を行いながら、循環器内科診療に従事しております。
患者様が自分らしく生きるために、自分の学んできたことが少しでも助けになることに喜びを感じながら診療をしています。最適な医療のため、みなさまとのコミュニケーションを大切にして診察にあたりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年7月1日
峯 健太朗
峯健太朗医師略歴
- 2015年3月
- 大阪大学医学部医学科 卒業
- 2015年4月
- 八尾市立病院 初期研修医
- 2017年4月
- 八尾市立病院 循環器内科 後期研修医
- 2020年4月
- 大阪大学医学部附属病院 循環器内科 医員
- 2021年4月
- 大阪大学大学院 医学系研究科 大学院生
学会活動
- 元日本東洋医学会評議員、代議員
- 元日本東洋医学会関西支部事務局長
- 日本内科学会会員
- 和漢薬医学会会員
- 日本坑加齢医学会会員
- 日本東洋医学会専門医
- 日本東洋医学会指導医
- 北摂中医学研究会主催
船のロゴに託した思い
院長は子供の頃、海と山に囲まれて育ちました。子供のころは、よく漁師の息子に頼んで無人島まで船でこぎだし、潮騒とかもめの声を背景に、のどかな日の光を感じながら海を見つめたものです。泳ぎを覚えたのは小学1年生の時です。手漕ぎ船で沖につれていかれ、「よしこの辺でいいだろう」と、いきなり海に放り込まれ、溺れながら泳ぎを覚えました。海は大自然の象徴であり、厳しさも安らぎもすべてを備えた存在でした。
激しい嵐や襲いかかる高波、おだやかな風、日の光のさしこむ凪のきれいな水面。どんなときも変わらず目的地に向けて進む船。船は、海という大自然のなかで人を守りつづける存在です。
厳しいときも穏やかなときも、この船にのって、患者様とともに航海を続け、安心を提供し続けていきたいと思います。その思いを船のロゴに託しました。